金目鯛のなぜなぜ? - 旨さを左右するキンメの脂肪
- April
- 20
- 2009
魚は、産地によって旨さが違うとよく言われます。
○○産のマグロ、○○産の鯛など、産地がブランド化するぐらい、生育する環境条件によって脂の乗りや身の締まり方が変わってきます。
金目鯛も、棲息エリアによって脂の乗りが違うようです。
神奈川県の研究報告によると、千葉県勝浦沖、三宅島西沖の三本漁場、東伊豆稲取沖、それぞれのキンメダイをサンプルに、皮や筋肉に含まれる全脂肪量を測定した結果が公表されています。
筋肉の全脂肪量では、稲取沖で2.9%、勝浦沖で2.5%、三本漁場で、0.8%。
皮の全脂肪量は、稲取沖で23.3%、勝浦沖で18.5%、三本漁場で、10.3%と稲取沖で採取されたキンメダイの脂の乗りが抜群に良いことがわかります。

実際には、伊豆大島から神津島にかけての西側で、図に示す赤線で囲んだエリアが、いわゆる"地キンメ"といわれる脂の乗りが抜群のキンメダイが釣り上げられるエリアです。
実際に食べてみると、脂の乗り、脂の甘み、まったく違います。別のエリアのキンメと食べ比べたことがありますが、本当に違いました。
地キンメの方が、圧倒的に味が濃い感じがします。
このことを良く知り、このエリアに通い続ける釣り人は、本当に良い思いをされていると思います。
一度食べたら、病み付きになる?
個人的には、病み付きになっている伊豆の地キンメ、食べる価値ありです。
(引用)神奈川水総研 おさかな情報 キンメダイのあれこれ "キンメ"
神奈川県水産総合研究所 三谷 勇・秋元清治・樋田史郎 (2003年6月)
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